Fate「弓道場の掃除を士朗が断ったら…」
スレ立ったら書く。
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バーサーカー「ウオォォォォ!!!」
ライダーがやられ、バーサーカーに遭遇した。
この時、ビルの中で僕は死んだ。
―ピピピピピ!!!!!―
朝の目覚ましと共に起床する。
聖杯戦争で僕が死ぬ?
あり得ないじゃないか(ハン
そう、その時はまだあんな出来事が起こるとは思わなかったんだ。
2月2日
この日の放課後、僕は女の子達とデートに向かうことになっている。
藤村が「部室の掃除しといてねぇ」といったのはたしか気のせいだね。
おや、あそこにいるのは衛宮かな?
ちょっと声をかけてみるか。
慎二「なんだ、まだ学校にいたんだ、衛宮。
やることもない癖にまだ残ってたの?
あぁ、なんだ。また生徒会にごますってたワケね。
いいねぇ、衛宮は。部活なんてやんなくても内申稼げるんだから」
士朗「生徒会の手伝いじゃないぞ。
学校の備品を直すのは生徒として当たり前だろ。
使ってるのは俺たちなんだから。」
慎二「ハ、よく言うよ。
衛宮に言わせれば何だって当たり前だからね。
そういういい子ぶりが癪に障るって前にも言わなかったっけ?」
衛宮「む?……すまん、よく覚えてない。
それ、慎二の口癖だと思っていたから、どうも聞き流してたみたいだ。」
慎二「っ―――!
フン、そうかい、それじゃあ学校にあるものならなんでも直してくれるんだ、衛宮は。」
衛宮「何でも直すなんて無理だ。せいぜい面倒みるぐらいだが。」
慎二「よし、なら頼まれてくれよ。
うちの弓道場、今わりと散らかっててさ。そちらの方もよろしく頼むよ。」
よし、衛宮なら断ることを知らないし、面倒事が減ったぞ…
そう思ってたからこそ、衛宮には驚かされたよ。なんせ、―――
掃除はしたいけど、今日はやめとくよ。」
断るとは、思ってなかったからね。
慎二「―――は?」
衛宮「そういうことだから、またな、慎二。」
呼び止める間もなく、衛宮は帰っていった。
後ろにいた女の子達は「店いけないなら帰るわー」といって帰ったし…
……まぁ、たまには藤村のいうことを聞いてもいいかな。
と、いうわけで弓道場へ向かった。
―――2時間後―――
慎二「くそ!終わらねぇ。何だって僕がこんなことを…
ライダーは呼んでも来ないし、何だってこんな目に…
まぁいい、掃除はしたし帰るか。」
その時、綺麗な音が聞こえた。
僕以外に学校にいるやつはいないだろうし、なんだろうか。
弓道場から校庭の方角を見る。そこには…
なんかヤバそうな2人組と遠坂がいた。
ここはいいとこ見せないとな!
慎二「遠坂ー!!!大丈夫かー!」
ランサー「誰だ!」
慎二「お前に名乗る名前はない!遠坂から離れろ!」
ふっ、決まったな。と思った…
ランサー「そうかい、まぁいいさ。死人にくちなしってやつだからな。」
…離れた場所にいた全身青タイツのお兄さんが一瞬で横に来るまでは
グサっと肉を貫く音がした。
…あれ、いたい。なんだ?なにがあったんだ?
とおさかにいいとこみせたのに?
たすけてくれたすけてくれタスケテクレタスケテクレタスケテタスケテ―――
ランサー「こんなんで英雄とは笑わせる。アーチャー、テメェとのケリはまた今度だ。」
そういった青タイツはいなくなり、遠坂もどこかにいってしまった。
その時理解してしまった。
僕は死んでしまったのだと…
2月2日 完
元スレ
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