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カテゴリーに「五等分の花嫁」追加 ٩(๑´0`๑)۶

善子「姉王決定戦?」

ラブライブ!

1: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:27:32.73 ID:x2/cTWZR
善子「何よ、それ!」

ダイヤ「むぅ、姉王決定戦」

ルビィ「知っているのかおねいちゃぁ」

ダイヤ「ええ。姉王決定戦――その起源は古代ローマの女性グラディエーター達が競って妹を可愛がったところから始まっていると言われていますわ。
姉妹カップリングという王道の中で、どれだけ独自性を生み出すか、それが勝敗の鍵を握っていたそうです。
現在では形を変え、特に血縁関係にない者でも妹として可愛がることができ、姉妹に相応しい振る舞いをする事で一番姉に相応しい者を競う戦いとなったのです」
     ※出展:民明書房刊『共和制ローマにおける姉妹百合』

曜「というわけで、厳正な審査の結果善子ちゃんが妹に選ばれたのであります!」

梨子「やはりよっちゃんね。いつ出発する? 私も参加します」

鞠莉「Oh, Fuckin’ funny game!」

果南「これは……チャンスだね!」

花丸「オラも参加するずらよ」

ルビィ「ルビィも!」




2: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:28:13.49 ID:x2/cTWZR
善子「いやいやいや。待ちなさいよ!」

千歌「じゃあ参加者はダイヤさんを除いた全員でいいかな?」

ダイヤ「ちょ、ちょっと! 何故私が不参加なのです!?」

曜「ダイヤさんが善子ちゃんの姉になると色々マズイんだよー」

花丸「そうそう。黒澤家の闇が……」

善子「や、闇?」ワクワク

梨子「と言うわけでダイヤさん、諦めてください」

ダイヤ「ファック!」

果南「落ち着いてダイヤ」

3: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:28:38.71 ID:x2/cTWZR
鞠莉「ダイヤは元々ルビィのSisterでしょう?」

果南「だからダイヤには、審査員をやってもらう事にしたの」

善子「話を聞きなさいよ!」

ダイヤ「不公平ですわ!」

千歌「ダイヤさんにはルビィちゃんがいるのだ」

花丸「欲張りはぶっぶーずら」

ダイヤ「ムキー!!」

果南「どおどお」

ダイヤ「馬ではありません!」

4: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:29:17.72 ID:x2/cTWZR
善子「ねぇ、いじめなの? 新手のいじめなの?」

梨子「ご、ごめんねよっちゃん。お姉ちゃんが遊んであげるから」

善子「お、お姉ちゃん~? ……っていうか、そんな事よりもヨハネが妹に選ばれたって何よ!」

千歌「善子ちゃんにはみんなの妹になってもらいます」

曜「姉役は1日ずつ交代で、誰が一番姉ポイントが高かったかを競うんだよ」

善子「はぁ~? なんでヨハネがそんな遊びに参加しないといけないのよ!」

果南「だってねぇ?」

梨子「うん。満場一致でよっちゃんを妹にしたいって」

5: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:30:54.19 ID:x2/cTWZR
善子「何でよ! 妹ならルビィの方がよっぽど向いてるでしょ? リアルに妹属性なんだから」

花丸「だからずら。元々妹のルビィちゃんを妹にしても面白みが無いずら」

鞠莉「そうデェス! それに、マリーたちはヨハネを妹にしたいのよ?」

ルビィ「ルビィもお姉ちゃんになるんだぁ」エヘヘ

善子「と、とにかくヨハネは参加しないから」

千歌「だめだよー。もう決まったんだから」

6: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:32:04.03 ID:x2/cTWZR
曜「じゃあさっそく、誰から始める?」

鞠莉「1年生組からでいいんじゃない?」

花丸「じゃあ待ちきれなさそうにしているルビィちゃんに先を譲るずら」

ルビィ「一番手がんばルビィ!」

善子「何が始まるの」

花丸「第一次姉王決定戦ずら」

7: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:32:59.68 ID:x2/cTWZR
鞠莉「じゃあ私達は都合よく用意されたMonitor Roomに向かいましょう」

果南「流石お金持ち、用意周到」

鞠莉「ちなみにこのMonitorはご都合PowerでヨハネがどこにいてもMonitoringできマース!」

梨子「えっ、誰かの家にいても?」

鞠莉「YES☆」

千歌「普通に犯罪!」

曜「これぞ金持ち!」

ダイヤ「こ、こうなったら目いっぱい皆さんの擬似姉妹っぷりを楽しみますわ!」

8: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:33:28.45 ID:x2/cTWZR
 ~黒澤家~

ルビィ「善子ちゃん、ルビィの事はお姉ちゃんって呼んでね」

善子「いやよ」

ルビィ「こらっ、善子ちゃん、ワガママ言っちゃダメだよ」

善子「ワガママって……。とにかくイヤ」

ルビィ「どうして!」

善子「あんたどう見ても姉ってキャラじゃあないでしょ」

ルビィ「そんなことないもん! ルビィはお姉ちゃんだもん!」

善子「妹かペットの間違いじゃあないの?」

ルビィ「うゆゆゆゆ!」プクー

9: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:34:28.29 ID:x2/cTWZR
善子「それに誕生日だってヨハネのほうが先なんだから!」

善子「お姉ちゃんと言うならこのヨハネを堕天使ヨハネお姉さまとして崇めなさい!」ドーン

ルビィ「誕生日なんてちょっとしか違わないもん!」

善子「ちょっとでも先は先でしょ!」

ルビィ「しょんなのー!」

善子「とにかくお姉ちゃんはナシ!」

ルビィ「むぅ~!」

ルビィ「善子ちゃんがどうしてもお姉ちゃんって呼ばないならルビィにも考えがあるもん!」

善子「な、何よ……」タジッ

10: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:36:38.11 ID:x2/cTWZR
ルビィ「泣く」

善子「は?」

ルビィ「ビーーーーーーーーーーー!」

善子「うわっ!」

ルビィ「よしこちゃぁがいじめるビィ~!」ウワーン

善子「わーっ! わかったわよ! わかったから落ち着きなさい!」

ルビィ「むーひっぐひっぐ、じゃあルビィのこと、お姉ちゃんってゆってくれる……?」

善子「い、言うわよ!」

善子「ルビィ、お、お姉ちゃん……///」カァァ

12: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:37:13.77 ID:x2/cTWZR
ルビィ「はーい! ルビィお姉ちゃんですよ~!」ケロッ

善子「あ、あんたねぇ……」

ルビィ「ほらほら、お姉ちゃんが宿題見てあげるから」

善子「写すから見せてよ」

ルビィ「ダメ! ちゃんとやるの!」

善子「はぁ……。もう、わかったわよ」

ルビィ「ルビィも宿題しよっと」

13: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:41:31.34 ID:x2/cTWZR
 ……

ルビィ「善子ちゃぁ、ここなんだけど……」

善子「ああ、may as wellね、これは慣用表現ね。『したほうが良い』みたいに訳せばいいのよ」

ルビィ「そっか! ありがとう!」

善子「全く、何が『お姉ちゃんが宿題みてあげゆ~』よ。逆にヨハネがルビィに教える事になっているじゃない」

ルビィ「うゆ……ごめんね善子ちゃん……」

ルビィ「じゃなくて~! ルビィじゃなくてお姉ちゃんでしょ!」

善子「はいはい。他にわからない所は?」

ルビィ「こことここが……」

善子「ここはね……」

14: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:41:51.81 ID:x2/cTWZR
 ……

善子「終わったー!」

ルビィ「ちゅかれた~」

ルビィ「……ごめんね、善子ちゃん」

善子「何がよ」

ルビィ「ルビィ、お姉ちゃんっぽいところ見せようと思ったのに、逆に善子ちゃんに教えてもらってばっかりだったし……」

善子「なんだ、そんなこと。別に気にしていないわよ」

善子「そもそもルビィがお姉ちゃんなんて片腹痛いわね。あなたは生まれついての妹キャラなのよ!」

ルビィ「えぇっ!?」

15: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:42:45.61 ID:x2/cTWZR
善子「ルビィはルビィらしくしていればいいのよ」

ルビィ「うゅ……ごめんね……」シュン

善子「あ……」

ルビィ「あ! 善子ちゃん宿題頑張ったからアイス持って来るね!」

善子「そんな、いいわよ」

ルビィ「いいからいいから!」バタバタバタ

善子「あっ、もう……」

ルビィ「はい、善子ちゃんにはチョコアイス」

善子「ありがとう」

ルビィ「ルビィはバニラ」

善子「んー、美味しいわね」パクパク

16: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:43:24.05 ID:x2/cTWZR
ルビィ「お姉ちゃんのアイス盗んできたんだ~」パクパク

善子「大丈夫なの、それ……」

ルビィ「お姉ちゃんは、ルビィに盗られてもいいようにいつもアイス2つ買ってくるから大丈夫!」

善子「ここに2つあるけど……」

ルビィ「……」

善子「……」

ルビィ「とにかく大丈夫! お姉ちゃんは盗られ慣れてるから!」

善子「不憫ね、ダイヤちゃん……」

17: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:44:21.86 ID:x2/cTWZR
善子「……」

善子「る、ルビィお姉ちゃんのも、一口食べてみたいな」

ルビィ「えっ!?」

善子「ルビィはお姉ちゃんなんでしょ、食べさせてよ……」

ルビィ「善子ちゃん!」パァァ

ルビィ「はい、あーん」

善子「あ、あーん……」パクッ

ルビィ「えへへ」

18: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:45:13.91 ID:x2/cTWZR
善子「美味しい。お姉ちゃんも私の食べる?」

ルビィ「うん!」

善子「あーん」

ルビィ「うゆっ」パクッ

善子「あーあ、食べたら眠たくなってきたわ」

ルビィ「少し寝る?」

善子「そうね……じゃあ、またお姉ちゃんに甘えようかしら」

ルビィ「うゆ?」

善子「お姉ちゃんの膝枕で……」ポスッ

ルビィ「よ、善子ちゃぁ」

19: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:46:14.99 ID:x2/cTWZR
善子「お姉ちゃんのお膝、暖かい……」

ルビィ「クスッ、善子ちゃん、甘えん坊だね~」ナデナデ

善子「う、うるさい……。たまには、いいじゃあないの」

ルビィ「ホントは、いつも甘えてほしいんだけどね」

善子「これ以上は甘えられないわよ」

ルビィ「えっ?」

善子「ルビィお姉ちゃんはいつも頑張ってるでしょ」

善子「ヨハネはルビィが一番頑張っていて、真剣なのを知ってるんだから。これでもルビィの成長を間近で見てきたつもりだし……」

ルビィ「善子ちゃん……」

20: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:47:07.58 ID:x2/cTWZR
善子「だから、こんな遊びなんかしなくても、ヨハネが一番頼りにしているのはルビィなのよ!」

ルビィ「……えへへ。ありがとう、善子ちゃん!」

善子「べ、別にお礼を言われる事でもないでしょ」

ルビィ「ううん、善子ちゃんがそんな風に思っていてくれたなんて、とっても嬉しいよ♪」

善子「も、もう! つまらない事を喋りすぎて疲れたから寝るわ!///」

ルビィ「うんっ! おやすみ、善子ちゃん」

善子「Zzz……」

ルビィ「可愛い。善子ちゃんはやっぱり天使だね」ナデナデ

善子「Zzz///」

21: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:48:21.52 ID:x2/cTWZR
……

~モニタールーム~

ガチャ

ルビィ「えへへ、どうだったかなぁ。あんまりお姉ちゃんっぽくなかったかも……」

花丸「そんなことないよ。二人とも、とっても可愛かったずら!」

梨子「うんうん。とっても尊かったよ」

果南「どうですか、審査員のダイヤさん」

ダイヤ「……か」

鞠莉「か?」

22: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:49:15.82 ID:x2/cTWZR
ダイヤ「可愛いですわぁ!」

ダイヤ「お姉ちゃんぶろうとして背伸びをするルビィも、そんなルビィの気持ちを汲んで甘える善子さんも! 素晴らしき姉妹愛! やはり二人とも私の妹ですわね!」

ルビィ「言いすぎだよぉ///」

ダイヤ「ルビィに300姉ニカポイントを移譲しますわー!」

ルビィ「な、なにそれ……」

千歌「でも姉王決定戦的にはルビィちゃんは厳しいかな?」

曜「双子の姉って考えたらしっくりくるんじゃない?」

鞠莉「Fuckin’A! ちょっぴり出来がNotgoodな姉と、それを支えるツンデレな妹! 素晴らしいTwinsね☆」

花丸「うんうん。可愛い双子ずら」

23: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:50:02.05 ID:x2/cTWZR
ダイヤ「早速良いものが見られましたし、次の方も期待していますわ」

千歌「じゃあ次は、花丸ちゃんかな」

花丸「次鋒花丸いきますずら」

ルビィ「花丸ちゃん頑張るビィ!」

 ……

花丸「善子ちゃん」

善子「ん、マル」

花丸「マルじゃあなくて、お姉ちゃんだよ」

善子「あんたもあの変な遊びするつもり?」

24: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:50:33.99 ID:x2/cTWZR
善子「はぁ、遊びじゃないならなんなのよ」

花丸「真剣勝負ずら」

善子「……ちょっと何を言っているのかわからないわ」

花丸「マルは善子ちゃんのお姉ちゃんになるの」

善子「……ルビィにも言ったけど、あんたらがお姉ちゃんって無理があるでしょ」

花丸「ずらぁ~!?」ガーン

善子「だからお姉ちゃんなんて呼ばないからね!」

花丸「ひ、ひどいっ! 反抗期ずらぁ!?」

善子「反抗期じゃないわよ、もう!」プンスコ!

25: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:51:34.23 ID:x2/cTWZR
花丸「マルは善子ちゃんと遊びたいだけなのに……」

善子「別に遊ぶのは構わないわよ」

花丸「善子ちゃん……!」パァァ

善子「お姉ちゃんって呼ばなくてもいいのなら、だけど」

花丸「それじゃあ意味がないずら! ちゃんとお姉ちゃんって呼ぶずら! マルは善子ちゃんをそんな子を育てた覚えはないずら!」

善子「育てられた覚えも全く無いわよ!」

花丸「むぅ~」

26: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:52:46.25 ID:x2/cTWZR
花丸「……ハッ」

花丸「おらはお姉ちゃん……ここはおらが折れるずら」

善子「むっ……何よ?」

花丸「ごめんね善子ちゃん……でも、恥ずかしがらずに、お姉ちゃんって呼んでくれると、おら嬉しいな」

善子「うっ……そう下手に出られると弱い……」

善子「も、もう! わかったわよ! マル……お、お姉ちゃん!」

花丸「お姉ちゃん……!」パァァ

27: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:55:39.08 ID:x2/cTWZR
~商店街~

花丸「う~、寒いずらぁ」ブルブル

善子「確かに、今日は冷え込むわねぇ……」

花丸「もっと厚着してくればよかったかなぁ」

善子「もう、風邪ひかないでよね」

善子「仕方ないからヨハネのマフラーを貸してあげるわ」マキマキ

花丸「あ……///」

善子「はい、これで少しは暖かいでしょ」

29: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:56:49.25 ID:x2/cTWZR
花丸「善子ちゃんは寒くないの?」

善子「よ、ヨハネは大丈夫よ! この程度の寒さ、コキュートスに住んでいた頃に比べればこのくらい……」

善子「クシュン!」

花丸「やっぱり」

花丸「こういうときははんぶんこにするずら」

善子「はんぶんこ?」

花丸「善子ちゃん、もうちょっと寄って」

善子「ん?」スッ

30: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:57:22.98 ID:x2/cTWZR
花丸「こうして、マフラーをおらと善子ちゃんに巻けば……」マキマキ

花丸「これで二人とも暖かいずら♪」

善子「こ、これは流石に、ちょっと恥ずかしくない?」

花丸「大丈夫だよ、おら達は姉妹だもん」

善子「姉妹でも恥ずかしいものは恥ずかしいでしょうが……」

花丸「ねぇ善子ちゃん、こうしているとおら達、本当の姉妹に見えるかなぁ?」

善子「見えるわけ無いでしょ」

花丸「ずらぁ!?」ガーン

31: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 22:58:27.34 ID:x2/cTWZR
善子「だってマルお姉ちゃん小さいし。ヨハネがお姉ちゃんに見られることはあっても、マルがお姉ちゃんに見られることはまず無いわね!」

花丸「むっ、善子ちゃんの方が小さいのに!」

善子「なっ……ど、どこの事よぉ!?」バッ

花丸「どことは言ってないずらー」

善子「自分がちょっと大きいからってぇ……!」

花丸「善子ちゃんもそのうち大きくなるずら」

善子「強者の余裕が憎い……!」

32: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:00:25.04 ID:x2/cTWZR
花丸「あ」

善子「ん?」

花丸「善子ちゃん、ああいう所に行きたいんじゃあないの?」

善子「ああ、ゲームセンターね」

善子「ヨハネは別にいいけど……マルお姉ちゃんは興味ないでしょ?」

花丸「あるずら」

善子「え? ゲームに興味でも出た?」

花丸「善子ちゃんの好きなものに興味があるずら」

善子「な、なによそれ……」

花丸「善子ちゃんが好きなものがどんなものか、マルも知りたいんだ」

善子「ま、まぁお姉ちゃんが興味あるなら、行ってみる?」

花丸「うん!」

33: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:01:19.72 ID:x2/cTWZR
 ……

花丸「わぁ~、未来ずら!」

善子「はいはい未来未来」

花丸「わっ、猫ちゃんだ」

善子「ああ、UFOキャッチャーのぬいぐるみね」

花丸「可愛い……」

善子「……」

善子「クックック……! そこで見ていなさい、マルお姉ちゃん!」

34: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:02:17.43 ID:x2/cTWZR
善子「このヨハネがこの魂の煉獄に囚われし魔獣を開放してみせるわ」チャリン

花丸「こ、こんなの取れるずら?」

善子「任せなさい。このヨハネの闇能力を持ってすれば、この様な機械遊戯、児戯にも等しいわ!」

善子「しかも脳波コントロールできる!」ガチャガチャ

花丸「普通に動かしてるだけずら」

ウィーン

善子「位置、角度共に条件はクリアー」

ガシッ

花丸「わっ、掴んだずら!」

ウィーン

善子「フハハハハハ! 後はイレギュラーさえなければ……!」

35: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:03:26.66 ID:x2/cTWZR
子ども「わーいわーい」ドタバタ

ドンッ

子ども「イテッ」

よしまる「あ」

ポロッ

花丸「お、落ちちゃったずら……」

善子「ヴァカなっ! まさか天界からの刺客だというの!?」ガーン

子ども「ごめんなさいお姉ちゃん……」

善子「い、良いのよ。この程度、ヨハネには不幸のうちにも入らないわ……」

花丸「危ないから、あんまり走っちゃダメだよ」

子ども「はーい」

36: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:05:01.73 ID:x2/cTWZR
善子「思わぬイレギュラーが入ったけど、戦略目標は変わらないわ……! 再チャレンジよ!」チャリン

花丸「頑張るずら」

……

1時間後

善子「フッ……幾多の妨害を乗り越え、ついに入手したわよ!」

花丸「結局あの後1000円もつかっちゃったね」

善子「天界からの妨害電波さえなければ……!」

花丸「最初以外は普通にミスしただけずら……」

善子「とにかく手に入れたわ……! フフフ、この子にはネメアの人食い獅子とでも名付けようかしら……!」

花丸「ぬいぐるみに名前を付けるなんて可愛いずら♪」

37: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:05:54.55 ID:x2/cTWZR
善子「ん」スッ

花丸「えっ?」

善子「お姉ちゃんにあげるわ」

花丸「いいの?」

善子「欲しそうに見てたでしょ、これ」

花丸「で、でも、これ取るのに結構お金使ってたよ?」

善子「日頃のお礼とでも思いなさい」

花丸「日頃のお礼?」

38: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:06:27.78 ID:x2/cTWZR
善子「良い機会だから言っておくわ!」

善子「その……いつも感謝してるわよ。ちゃんとツッコミ入れてくれることとか、さり気なくヨハネを気遣ってくれることとか」

善子「だから、一度しか言わないわよ!」

善子「……いつもありがとう」

花丸「善子ちゃん……」

花丸「やっぱり善子ちゃんは天使ずら♪」

善子「て、天使ぃ!? 違うわよ、ヨハネは堕天使! 悪魔なの!」

花丸「善子ちゃんが本当は凄く心の優しい、いい子だって事、マルはちゃ~んと見抜いているずら♪」

善子「はぁ!?/// こ、この堕天使に向かっていい子ですってぇ!///」

39: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:06:53.16 ID:x2/cTWZR
花丸「照れなくてもいいのに」

善子「照れてないし!」

花丸「……ありがとう、善子ちゃん」

善子「ふん。元々ヨハネはぬいぐるみなんて子どもっぽいもの必要ないんだから」

花丸「嬉しい……大切にするね」ギュッ

善子「あんた、ホントに猫が好きなのね」クスッ

花丸「……」

40: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:07:36.76 ID:x2/cTWZR
花丸「えいっ」チョップ

善子「いたっ! な、何すんのよ!」

花丸「にぶちん」

善子「はぁ~?」

花丸「鈍感ヘタレむっつりすけべ! もう帰るずら!」ズイズイ

善子「ちょっ……待ちなさいよー!」テクテク

41: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:08:57.96 ID:x2/cTWZR
……

~モニタールーム~

曜「ただのデートだよね」

梨子「ただのデートね」

千歌「ただのデートなのだ」

花丸「お姉ちゃんって難しいずら……」

ルビィ「で、でもすっごく仲が良さそうで姉妹っぽかったよ!」

ダイヤ「ええ。その通りですわね。年の近い仲良し姉妹と言う感じでしょうか」

ダイヤ「ルビィと同じように、双子の姉妹だと思えば自然かもしれませんね。しかし、同級生相手を『お姉ちゃん』と呼ぶ様も、何故でしょう、結構良いですわね……」

43: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:15:15.93 ID:x2/cTWZR
鞠莉「わかる。わかるわダイヤ!」

果南「普通に年上相手に言わせるよりも、こう、特別な事をしてる感があるよね」

梨子「お姉ちゃんと呼ばせるプレイみたい」

曜「身も蓋もないなぁ。今だけはみんな善子ちゃんの本当のお姉ちゃんになってると思おうよ」

千歌「さて、これで1年生は終わったけど」

曜「順番で言えば私たち2年生組がやるのが妥当かな?」

果南「そうだねぇ」

44: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:16:33.67 ID:x2/cTWZR
梨子「ついに私たちの出番……!」

鞠莉「Waaaaaait! Wait Wait!」

ダイヤ「な、なんですの鞠莉さん」

鞠莉「もう待ちきれないの! 次はマリーの番よ!」

梨子「えー!」

千歌「まぁまぁ。じゃあ次は鞠莉ちゃんにしよっか」

曜「私達はトリを努めよっか!」

鞠莉「Yeah! マリー、いっきマァース!」

45: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:17:03.86 ID:x2/cTWZR
……

鞠莉「Ciao☆ ヨハネちゃん! 今日は私の家で遊ぶわよぉ」

善子「ゲッ、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「何が『げっ』なの~?」

善子「どうせあの変な遊びに巻き込むつもりでしょう?」

鞠莉「変な遊びとは心外ねぇ。みんなヨハネちゃんのお姉ちゃんになりたがっているのよ♪」

善子「やっぱり変じゃない!」

鞠莉「いいからいいから、マリーのことはお姉ちゃんって呼んでね♪」

善子「なんでよ……」

鞠莉「それはマリーがヨハネのお姉ちゃんになるからよ☆」

46: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:17:48.36 ID:x2/cTWZR
善子「意味がわかんないわよ! ヨハネは絶対そんな呼び方しないんだから!」

鞠莉「それはSadデェス……。折角ヨハネのやりたがっていたゲームを揃えたのに……」

善子「むっ」ピクッ

鞠莉「二人で最新作のゲームを200インチのド迫力ディスプレイで楽しみたかったのに……」

善子「……もうちょっと詳しく聞かせて」

鞠莉「ん~?」

善子「ま、マリーお姉ちゃん……」

鞠莉「Whoa!! How sweet!」

善子「ヒッ」ビクッ

鞠莉「One more please!」

47: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:19:00.46 ID:x2/cTWZR
善子「もういいでしょ!」

鞠莉「言わなきゃあこの話はなかった事にするわよ~?」

善子「なっ! ズルイわね!」

鞠莉「ホラホラ~? もう一度Once again!」

善子「うーっ、もう! マリーお姉ちゃん!」

鞠莉「なんてWonderfulでSweetな響き……」ホクホク

鞠莉「OK! では私のRoomに移動しましょう!」

善子「楽しみだわ」ワクワク

鞠莉「お姉ちゃんと手を繋ぎましょうね~♥」

善子「えっ!」

48: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:19:46.51 ID:x2/cTWZR
鞠莉「何? まさかお姉ちゃんと手を繋ぐのが恥ずかしいの?」

善子(ここで機嫌を損ねたらゲームは……)

善子「そんな事はないよー、マリーお姉ちゃん」ニコッ

鞠莉「YES! YES!」ギュ

~鞠莉の部屋~

善子「おおっ! 凄いわ! こんな大画面でゲームが出来るの!?」

鞠莉「Yes! 各種ゲーム機とソフトも揃えてありマァス☆」

善子「早速やりましょ!」スッ

49: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:20:43.25 ID:x2/cTWZR
鞠莉「Nooooooooo! 違うでしょ!」

善子「え、何?」

鞠莉「こういうときはSit on my lap! 膝の上に座るモノでしょ!?」

善子「はぁ!? そんな事出来ないわよ!」

鞠莉「Why? 姉妹ならこれくらいやるもんでしょ?」

善子「いや……それはどうなのよ」

鞠莉「黒澤sistersはよくやるって言っていたわよ?」

善子「あそこは参考になんないでしょ」

鞠莉「Don’t say four or five! いいから座りなさーい!」

善子「わ、わかったわよぉ!」ストッ

鞠莉「Oh~♥♥ ホラ、身長差的にも丁度いいデショー?」

50: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:21:00.83 ID:x2/cTWZR
善子「重くない?」

鞠莉「全然、So lightよ!」

善子「そ、そう。ならよかったわ」

善子「画面は見づらくない?」

鞠莉「No problemよ☆」

善子「なら、やりましょ!」

鞠莉「OK☆」グイッ

善子「う……」

善子(ええい、背中にやわらかいものが当たって集中できないわ……!)

51: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:21:41.20 ID:x2/cTWZR
 ……

善子「えい! えい!」ピコピコ

鞠莉「な、中々難しいわね!」ピコピコ

鞠莉「Oh!」

善子「やった! ヨハネの勝ちね!」ドッヤァァァァ

鞠莉「ヨハネは上手ね~」ナデナデ

善子「ふふん。これくらい堕天使の闇能力にかかれば造作もないのよ」フフン

鞠莉「まだまだデース! 今ので操作方法は大体覚えたわ!」

善子「ナニッ! 操作方法は覚えたと言ったの!?」ゴゴゴゴゴ…

鞠莉「次のゲームに黒澤ダイヤの魂を賭けるわッ!」

善子「……グッド!」

52: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:22:41.93 ID:x2/cTWZR
鞠莉「Oops! また負けちゃった」

善子「マリーお姉ちゃんってばゲーム下手ねぇ」ニッシッシ

鞠莉「マリーは普段ゲームなんてやらないもの」

善子「えっ? じゃあなんでこれだけ揃えたのよ?」

鞠莉「そ・れ・は」

鞠莉「Of course☆ ヨハネちゃんと楽しむためよ♥」

善子「そ、それだけのために?」

鞠莉「Yes!」

53: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:23:51.34 ID:x2/cTWZR
善子「な、なんという無駄遣い! これがお金持ちなの!?」

鞠莉「全然無駄じゃあ無いわよ? こうしてヨハネとステキな時間を過ごせたのだから♥」

善子「う~……。しかし、この時だけの為にって言うのはもったいないわよ」

鞠莉「じゃあヨハネちゃんがこれからも私の部屋に遊びに来てくれたら解決ね!」

善子「むぅ~、仕方ないわね!」

善子「元が取れるまで遊び倒さないと損よね!」

鞠莉「Woohoo~♪ How nice☆ 楽しみだわ!」

善子「それに、正直に言うと、寂しかったし」

鞠莉「What? 寂しい?」

54: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:24:48.78 ID:x2/cTWZR
善子「ほら、マリーたち3年生って、卒業したらみんな遠くへ行っちゃうでしょ?」

善子「ダイヤは東京だけど、マリーと果南ちゃんは海外だし……」

善子「そうなると、今までみたいに遊ぶ事って殆ど出来なくなっちゃうから、寂しいなって……」

鞠莉「Serious!?」

善子「だ、だってマリーたちと遊ぶのは楽しかったし、今日だって……」

鞠莉「How sweet you are!」ギュッ

善子「わっ、ちょっと~!」

鞠莉「ホントにヨハネは可愛い子ねぇ☆」ムギュウ

55: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:26:46.63 ID:x2/cTWZR
鞠莉「よし、海外行くの止めるわ」

善子「ちょっ!? そんな適当に決めちゃあダメよ!」

鞠莉「冗談よ、冗談! さすがに今更止めたりはできないもの」

鞠莉「だからヨハネを一緒に連れて行くことにするわ☆」

善子「それも勘弁して!」

鞠莉「えー、これは結構本気だったのに」

善子「怖いわよ! マリーの財力なら人一人くらい拉致っても……」ガクブル

鞠莉「アハハハッ、もー、私を何だと思ってるのよ」

鞠莉「It’s joke! こんなに可愛い堕天使ヨハネを独り占めするなんて、マリーにも出来そうに無いわ!」

鞠莉「その代わり残り少ない時間、これからもいーっぱい遊びましょ☆」

善子「あ、当たり前よ! マリーが海外に行っちゃう前に、遊びあきるくらい遊ぶわよ!」

56: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:27:21.43 ID:x2/cTWZR
……

~モニタールーム~

鞠莉「Yay! 中々素敵な一時だったわ」

ダイヤ「お金に物を言わせただけではありませんの」

果南「そうだそうだ!」

鞠莉「ヨハネが楽しんでいたのでNo problemデース!」

花丸「確かに善子ちゃん、すごく楽しそうだったずら」

ルビィ「うゅ……、あんなに楽しそうな善子ちゃんめったに見られないよ」

ダイヤ「まぁ確かに、善子さんが楽しそうにはしゃいでいる姿を見られたのは僥倖でしたわね。それに鞠莉さんの膝の上に座る善子さんの可愛さは中々のモノでしたわ……!」

梨子「わかる……! 私もやりたい!」

57: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:28:11.56 ID:x2/cTWZR
ダイヤ「それに悔しいですが鞠莉さん自身の姉力も侮れません……! 善子さんとゲームをする姿は完全に妹の遊びに付き合うお姉ちゃんそのものです!」

千歌「確かに、すっごいほほえましい光景だよね」

曜「そうそう。ドヤってる善子ちゃんにも大人の対応だし」

鞠莉「んっふっふ~、これはマリーの勝ちデースねー」

果南「それはどうかな」ズアッ

千歌「まだチカ達のターンは終わっていないのだ!」

58: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:29:18.82 ID:x2/cTWZR
梨子「鞠莉さんが終わったし、次は果南さんかな?」

千歌「そうだね。3年生最後の果南ちゃんで」

ダイヤ「私は!?」

果南「それじゃあ次は私の番かなん!」

鞠莉「果南のお手並み拝見よ☆」

ダイヤ「ちょっと、無視しないでください!」

59: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:30:08.66 ID:x2/cTWZR
……

果南「善子や」

善子「う。まさか、果南ちゃんまでお姉ちゃんと呼べとは言わないでしょうね」

果南「言うよ」

善子「はぁぁぁ……」

善子「果南お姉ちゃん」

果南「か、果南お姉ちゃん……!」ジーン

善子「な、何よ」

果南「いや、いいものだなぁと思って」

善子「何よそれ」

60: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:30:28.60 ID:x2/cTWZR
果南「私は千歌や曜がいて、あの子らが妹みたいなものだったけど」

果南「善子もまたタイプが違って良いね」

善子「はぁ~? 何よそれ」

果南「ね、何しよっか?」

善子「決めてないの?」

果南「善子のやりたい事に付き合うよ? なんたって私はお姉さんだし」

善子「何よそれー、別にやりたい事なんて……」

果南「じゃあプロレスごっこでもする?」

善子「死ぬから」

61: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:31:01.22 ID:x2/cTWZR
果南「善子は細いからねー」サワサワ

善子「ひゃんっ!」ビクッ

善子「急に触らないでよ!」

果南「もっと食べた方がいいんじゃあない?」

善子「ダメよ、ダメダメ! 油断しているとすぐ太っちゃうの!」

果南「えー、善子はもう少しお肉がつく位で丁度いいと思うよ」

善子「なんでよ」

果南「んーそりゃあ勿論……」

62: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:31:20.47 ID:x2/cTWZR
ハグッ

果南「抱き心地?」ギュウ

善子「きゃっ!」

善子「な、何するのよいきなり!」

果南「……ほうほう」ナデナデ

善子「撫で回さないで!」

果南「これは……」サワサワ

善子「もういいでしょう? 離してよ」

果南「いや……」ギュウ

善子「いつまでやってるのよー!」

63: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:32:29.77 ID:x2/cTWZR
果南「ごめんごめん。かなり抱き心地がよくて」パッ

善子「何よそれ……」

果南「小さくてハグしやすいし、こうしっくりくるというか。髪もさらさらしてるし、なんか肌すべすべだし。あと可愛い」

善子「べ、べべべべ別に! こ、これくらい普通でしょ!」

善子「全く、そんな事言って油断させようとしても無駄よ! この恋の堕天使ヨハネにはそんな手は通じないんだからっ!///」ニヘラヘラ

果南「本当なんだけどなぁ」

善子「果南お姉ちゃんだって女の子なんだし似たようなものでしょ」

果南「果南お姉ちゃん……!」ジーン

善子「えっ、また?」

64: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:32:59.28 ID:x2/cTWZR
果南「いやぁ、何と言うか、善子に言われるとクるものがあるね!」

善子「はいはい。っていうか何するのよ?」

果南「んー」

果南「善子がしたいコト、特にないのなら、私のしたいことをしても良い?」

善子「別に良いわよ。常識の範囲なら」

果南「私をなんだと思ってるワケー?」

善子「ヨハネだって果南お姉ちゃんはマトモだと思いたいけど」

果南「お姉ちゃん……!!」ジーン

善子「いやもうそれ良いから」

65: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:34:02.31 ID:x2/cTWZR
果南「じゃあ善子を思いっきり甘やかしちゃおう!」

善子「は?」

果南「ひたすら善子を甘やかす」

善子「何よそれ! 子ども扱いするつもり?」

果南「そういうわけじゃあないって。ね、ホラ、私の膝に座って」ポンポン

善子「か、果南お姉ちゃんまでそれぇ?」

果南「鞠莉がしてるの見てたら私もやりたくなってねー」

善子「はぁ、もう、色々と諦めがついたわ」ストッ

果南「これは……」

66: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:34:22.14 ID:x2/cTWZR
果南「すっごくしっくりくる……」ナデナデ

善子「……重くない?」

果南「全然。羽根のように軽いよー」

善子「そ、そう」

善子「うっ、また背中に柔らかい感触が……」

果南「ホント善子は小さいなー」

善子「うっさいわねー! 子ども扱いしないで!」

果南「別にしてないよ」

果南「あー、でもいい感触」ナデナデ

善子「むぅー」

67: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:34:58.37 ID:x2/cTWZR
果南「へー、善子のここ、こんな風になってたんだ」サワサワ

善子「ちょ、お、お姉ちゃっ……あ、あまり触らないで頂戴」

果南「いいでしょ、減るものでもないし」フニフニ

善子「だ、ダメなものはダメなのよ……んっ」

果南「いつも自分で弄ってるの?」モミモミ

善子「そ、そうよっ……、あっ、ダメぇっ、それ以上触られるとっ……」

果南「イけっ、イッちゃえ!」グイイッ

善子「あっ、あーーーーっ!」

68: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:35:18.66 ID:x2/cTWZR
果南「あっ、善子のお団子が!」

善子「もう! 形が崩れちゃったじゃない!」

果南「ごめんごめん。善子のお団子っていつも綺麗に出来てるから。ずっと気になってたんだよ」

善子「いや明らかに最後わざとやってたわよね」

果南「バレたかー」

善子「思いっきり崩す気満々の掛け声出してたじゃない」

果南「代わりに私が作ってあげる」

善子「そういえばたまに果南お姉ちゃんもお団子ヘアにしているわよね」

69: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:35:42.82 ID:x2/cTWZR
果南「昔はいつもお団子だったんだけどねー。今は楽だからほとんど結ぶだけにしてるけど」

善子「ならばお姉ちゃんのお手並み拝見といきましょうか……!」

果南「任せてよ。私流のお団子を見せてあげる」

果南「うわー、って言うかホント髪サラッサラだね」サワサワ

善子「ふ、普通でしょ、これくらい///」

果南「いやいや、手触りすっごく良くてこんなの初めて」マキマキ

果南「ずっと触っていたい感じ」マキマキ

果南「ていうか美味しそう。わかめと一緒に味噌汁に入れて食べたい」マキマキ

善子「いやぁ!?」ビクッ

70: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:36:33.99 ID:x2/cTWZR
果南「冗談だよ」

善子「怖い冗談言わないでよ!」

果南「ごめんごめん。場を和ませようと思って」

善子「和むどころか凍りつくわよ」

果南「なんて言ってる間に完成したよ」

善子「どれどれ」⊃手鏡⊂

善子「……なんか大きくない?」

果南「やりすぎたかなん?」

善子「爆弾おにぎりみたい」

果南「やり直すね」

善子「お願い」

71: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:37:18.23 ID:x2/cTWZR
……

果南「今度こそ完成!」

善子「あっ、今度は良い感じね」

果南「ふふっ、どう? 果南お姉ちゃんお手製のよしこ玉は」

善子「中々やるわね……。そうだ」

善子「果南お姉ちゃんにもお団子を作ってあげるわ」

果南「えーっ? 私に似合うかなぁ」

善子「案外似合うと思うわよ? それに、お揃いのほうが姉妹っぽいでしょ?」

果南「じゃ、じゃあお願いしようかな?」

善子「まかせて!」スタッ

72: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:38:21.89 ID:x2/cTWZR
善子「果南お姉ちゃんってばいつも同じ髪型だし、一度弄ってみたかったのよね」サワサワ

果南「あはは、楽しちゃってね」

善子「綺麗な髪してるのにもったいない」マキマキ

果南「いやいや、私なんて潜りすぎてねー」

善子「その割には綺麗だけど」

善子「よし、完成っ!」

果南「どれどれ」⊃手鏡

果南「おおっ、綺麗なお団子! さすがはお団子マスター善子」

善子「このヨハネの手にかかればこんなもんよ」フフン

73: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:40:05.55 ID:x2/cTWZR
果南「お揃いだね」

善子「これで姉妹っぽくなったでしょ」

果南「うん。実は私たちって本当の姉妹だったりしない?」

善子「んなわけないでしょーが」

果南「無いかぁ。使徒ヨハネと約束の地カナンでそれっぽいと思ったんだけどね」

善子「た、確かに!」ワクワク

果南「でしょ?」

善子「クックック! これからヨハネとカナンは魂の姉妹……ソウルシスターズよ……!」

果南「うん。よくわからないけど良いね」

善子「そうだ、記念に写メっておきましょ!」

果南「いいね、撮ろう撮ろう」

パシャ

74: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:41:21.37 ID:x2/cTWZR
……

果南「ありがとうね、善子。今日は楽しかったよ」

善子「ヨハネもよ」

果南「善子と二人っきりになるなんてあんまり無かったからね」

善子「ええ。果南お姉ちゃんの意外な一面を見たわ」

果南「私結構こんな感じだけどねー」

善子「こんな時間もあともう少ししたら終わってしまうのよね」

果南「そうだねー。でも、善子には千歌たちがいるでしょ?」

善子「そうだけれど、やっぱりね、果南にマリーにダイヤに……みんながいたから楽しかった」

善子「たった1年間だったけど、とっても楽しかったのよ」

75: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:41:54.36 ID:x2/cTWZR
果南「それは私も。善子やみんながいたから、私の高校最後の1年は最高のものになった」

善子「……そっか。えっと、じゃあ」

善子「ありがとう、果南ちゃん」

果南「ぷっ、何それ?」

善子「さよならより良いかと思って」

果南「大丈夫。今生の別れってワケじゃあないんだからさ」

果南「それに私は善子が呼んでいたら、どこにいてもすぐに駆けつけるよ」

善子「無駄にカッコいいわね」

果南「でしょ?」

善子「……それなら安心して果南ちゃんを送り出せるわね!」

果南「そうそう。笑顔で送り出してよね。私達は倒れるときでも前のめり!」

善子「もう、何よそれ」クスッ

76: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:43:25.84 ID:x2/cTWZR
……

~モニタールーム~

果南「あー、楽しかった」

鞠莉「ちょっとー、イチャイチャしすぎじゃなーい? それに膝上ヨハネとかマリーのパクリじゃないの」

梨子「でも、これは、中々……」

千歌「うん。シンプルに姉妹って感じ!」

ダイヤ「わかりやすく甘やかすことで、単純故に明快な姉妹となっておりますね。そしてお互いの髪型を整えあって、お揃いの髪型にするなんて……なんと羨ましい! 私もやってみたいですわ!」

ルビィ「善子ちゃんがポニーテールにするパターンも見てみたいなぁ」

梨子「見たい! すっごく似合いそう!」

曜「髪色も似てるし、本当の姉妹っぽかったよね」

花丸「知らない人が見たら本当にそう思いそうずら」

ルビィ「うゆ……マイペースなお姉ちゃんに翻弄されるツンツン妹」

梨子「ベネ(良いわ)! ディモールト・ベネ(凄く良いわ)!」

77: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:44:19.25 ID:x2/cTWZR
鞠莉「Lastの2年組は、誰から行くのー?」

千歌「ハイハイ、ハーイ!」

千歌「次はチカの番なのだ!」

曜「待って!」

梨子「流石にこれは譲れない!」

千歌「むっ、ならばここは」

曜「古より伝わる由緒正しき決闘方法」

梨子「言い訳なしの一本勝負!」

3人「じゃーんけーん……」

78: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:45:41.17 ID:x2/cTWZR
……

千歌「ヨハネちゃん、お姉ちゃんと遊ぼう!」

善子「……次は千歌ちゃんなの?」

千歌「そうだよー。それとお姉ちゃんね」

善子「はいはい、チカお姉ちゃん」

千歌「チカお姉ちゃん……! なんていい響き!」

善子「あなたたちみんな反応が同じね……」

千歌「仕方ないよ。ダイヤちゃん以外、みんな一人っ子か下の子かだもん」

千歌「妹が出来ると嬉しくってねぇ」ホロリ

79: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:46:13.36 ID:x2/cTWZR
善子「大袈裟ねぇ」

千歌「大袈裟じゃあないのだ!」

千歌「女の子に生まれたからには誰でも一生のうち一度は夢見る『お姉ちゃんになったら』」

善子「言ってることがワカらないわ……」

千歌「う~~~~ん善子ちゃんには理解できないだろうなこういうのは」

千歌「善子ちゃんって根っからの妹って感じだもんね」

善子「なんでよ! どちらかと言えば姉っぽいでしょ!?」

千歌「アハハ、ないない」ケラケラ

善子「むぅー……。この堕天使ヨハネを馬鹿にすると酷いんだから……」

80: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:46:40.54 ID:x2/cTWZR
千歌「堕天使チカチー降臨ッ!」ギラン

善子「堕天使チカチー!?」キラキラ

千歌「だって堕天使のヨハネちゃんのお姉ちゃんって事はチカも堕天使って事でしょ?」

千歌「だからチカも堕天使になるのだ!」

善子「クックック……! 良き心がけね、我が姉よ!」

千歌「えっへっへ……! でしょ?」

善子「でも、そうね……。うーん……」

善子「やっぱりチカお姉ちゃんに堕天使は似合わないわね!」

千歌「えーっ!」

善子「チカお姉ちゃんのキャラと全く合っていないのよ」

81: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:48:11.80 ID:x2/cTWZR
千歌「そうかなぁ」

善子「そうよ。チカお姉ちゃんはそうね、天使」

千歌「えぇっ!? て、天使!? 言いすぎだよー///」テレッ

善子「差し詰め、みかん色の熾天使ミカンエルと言ったところかしら……!」

千歌「ださっ! 絶妙にダサいよその名前!」

善子「いえ、むしろチカと合わせて大天使チカンエル……!」

千歌「それだけは絶対イヤぁ!」

善子「では間を取ってチカエルで」

千歌「あ、それなら良いかも」

善子「……チカお姉ちゃん、一緒に衣装着てみる?」

千歌「いいのっ!?」

善子「ええ。天使の衣装もあるから、二人で着てみましょう」

千歌「楽しみなのだ!」

82: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:49:32.67 ID:x2/cTWZR
……

千歌「じゃーん! どう?」

善子「クックック! 流石ね! 我が姉、天使チカエルよ! ヨハネではとても着られたものではない純白の衣装もよく似合っているわ!」

千歌「ちょっと胸が苦しいけどね」

善子「わ、悪かったわねぇ!」ムキー

千歌「でも、この衣装可愛いよ!」

善子「天使チカエルは堕天使ヨハネの姉で、地上界に堕ちて行った妹を心配して探しに来たという設定ね。それでチカエルはヨハネの堕天の原因を知らなくて、なんとかヨハネを天界に連れ戻そうと説得をするんだけど……」ピーチクパーチク

千歌「よくわからないから、とりあえずヨハネちゃんとイチャイチャするのだ!」ダキッ

善子「わっ、も、もう、チカエルお姉ちゃんってば!」

千歌「暖かいのだ~!」スリスリ

善子「も、もう! 本当なら天使は堕天した者と触れ合うのは禁忌なのよ?」

千歌「チカエルには関係ないのだ!」ギュッ

83: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:50:34.83 ID:x2/cTWZR
善子「全くぅ……」

千歌「ヨハネちゃんの為にみかんを持ってきたのだ!」

善子「や、みかんはいらないわ」

千歌「そんな事言わずに食べるのだ!」グイグイ

善子「ちょ、やめて! みかんと胸を押し付けないで!」

千歌「ヨハネちゃんが食べてくれたらやめるのだ!」グイグイ

善子「やーめーてー!」

千歌「やめないのだ~!」グリグリ

善子「やめてって言ってんでしょぉがぁ!」ソォイ

千歌「ぎゃーす!」

84: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:51:50.97 ID:x2/cTWZR
善子「やはりヨハネと貴女は堕天使と天使! 戦う宿命にあったのよ!」

千歌「目を覚ますのだ! ヨハネちゃんは本当は優しい子のはずだよ!」

善子「ヨハネは堕天使よ! 優しくなんてないんだから!」

千歌「むむっ、こうなったら無理矢理にでも目を覚ますしかない!」

善子「望むところよ! ケッチャコ」

千歌「地の利を得たのだ!」

善子「ヨハネの力を舐めないでっ!」

千歌「妹だと思っていた! 愛していたのだ! スクールアイドルにバランスをもたらす者のはずだったのに!」

善子「あんたが憎い!」

85: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:53:27.51 ID:x2/cTWZR
千歌「ヨハネちゃん、このみかんを食べて思い出すのだ! チカエルお姉ちゃんと過ごした楽しい日々を!」

善子「や、やめなさい、そんなもの!」

千歌「食べるのだー!」ぐいっ

善子「むぐぐ!」

千歌「どう? 美味しい?」

善子「ふぁわふぉほふっほはへへほひひぃはへはひははひ!」

千歌「何言ってるのかわからないのだ」スポッ

善子「皮ごと突っ込まれて美味しいワケないじゃない!」

千歌「ごめんごめん。剥いてあげるから」ムキムキ

善子「い、いらないわよ。チカエルお姉ちゃんが食べなさい」

千歌「えー」

86: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:55:49.75 ID:x2/cTWZR
善子「お姉ちゃんはみかん好きでしょ? ヨハネはそうでもないからいいの」

千歌「うーん……あ、そうだ! ちょっと待ってて!」タッタッタ

善子「ちょ、ちょっとどこ行くのよ!?」

千歌「すぐ戻ってくるー!」

善子「チカエルお姉ちゃん? お姉ちゃーん!」

千歌「じゃん!」

善子「おかえりなさい」

千歌「チョコレートを取ってきたのだ!」

善子「まさか、わざわざヨハネのために?」

87: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:57:04.07 ID:x2/cTWZR
千歌「ヨハネちゃん、みかん嫌いだもんね」

善子「ご、ごめんね。ありがとう! チカお姉ちゃん!」

千歌「さぁ食べるのだ! あーん」

善子「じ、自分で食べられるわよ!」

千歌「遠慮しないでー。あーん」

善子「ううっ~///」アーン

パクッ

善子「美味しい」モグモグ

千歌「うふふ、たんとお食べ」

88: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:58:19.55 ID:x2/cTWZR
善子「ほどほどで良いわよ」

千歌「はい、あーん」

善子「ん……」パクッ

千歌「ヨハネちゃんもお姉ちゃんにみかん食べさせてー」

善子「ええっ……」

善子「じゃ、じゃあ……あーん///」

千歌「あーん!」パクッ

千歌「ヨハネちゃんが食べさせてくれたから美味しいのだ!」

善子「別に変わらないでしょ、もう///」

千歌「変わるよ。ヨハネちゃんの汗が染み込んでるから」

善子「そんなに手汗かかないわよ!」

89: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:59:28.77 ID:x2/cTWZR
……

千歌「今日は楽しかったよ。ありがとう、善子ちゃん」

善子「それはこっちの台詞よ。ありがとう、千歌ちゃん。楽しかったわ」

千歌「チカはねー、善子ちゃんの事を尊敬してるのだっ!」

善子「えっ? 千歌ちゃんがヨハネを?」

千歌「善子ちゃんは普通である事を嫌って、堕天使にして。自分が不幸である事にすら意味を見つけて、本当に堕天使になったみたいに誰にも負けない個性を持っている」

千歌「そういうの、凄いなって。自分の事を普通だ普通だって言うだけだったチカにはすっごく輝いて見えたの」

善子「……買いかぶりすぎね。ヨハネはただの美しい堕天使。それ以上でもそれ以下でもないわ」

善子「それに、それにそんな事言ったら千歌ちゃんのほうがもっと凄いでしょ」

千歌「えっ?」

90: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/21(木) 23:59:55.19 ID:x2/cTWZR
善子「千歌ちゃんは特別なのよ」

千歌「特別?」

善子「千歌ちゃんだから良いの。千歌ちゃんじゃあないとダメなの」

千歌「えっ!?///」

善子「ヨハネが今もこうして元気に堕天できるのも、千歌ちゃんがいたからよ。ヨハネがヨハネのまま輝いても良いって教えてくれたのは千歌ちゃんだから」

千歌「善子ちゃん……」

善子「千歌ちゃんが認めてくれたから、私は堕天使であり続けられたの」

善子「私は……今がとっても楽しいって、本心から思える。みんながいるから楽しくて、みんなといる時間が、とても大切なものだから」

善子「そんな今を作ってくれたのは、他でもない千歌ちゃんでしょ。だから本当に、感謝も、尊敬も、してもし尽くせないくらいよ」

善子「……これはAqoursのみんなも同じ気持ちだと思うわよ」

千歌「そ、そっかぁ……えへへ」

91: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:00:59.15 ID:yfQAIG1g
千歌「面と向かって言われると照れるなぁ///」

善子「う……///」カァァ

善子「も、元はといえば、あなたたちが姉妹ごっこなんて恥ずかしい事を始めるから悪いんじゃない!」

善子「ヨハネもつい、柄にも無く恥ずかしい事を言ってしまったわ!」

千歌「ううん、全然恥ずかしくないよ!」

千歌「善子ちゃんの本心が聞けて、とっても嬉しかった!」

善子「べ、別に面白い話でもなかったでしょ。とっとと忘れなさい」

千歌「絶対忘れないよ。本当に嬉しかったから」

千歌「善子ちゃんがそんな風に思ってくれている事が、チカの誇りです!」

善子「全く、大袈裟なのよ……」

千歌「善子ちゃんは本当に善い子だよね」ナデナデ

善子「や、やめなさい! この地獄の堕天使ヨハネに向かって善い子だなんて!」ブンブン

千歌「可愛い可愛い」ナデナデ

善子「もう……」

92: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:01:28.90 ID:yfQAIG1g
……

~モニタールーム~

千歌「楽しかったー!」

果南「よく理解できなかったけど、二人とも可愛かったよ」

梨子「うんうん。千歌ちゃんも善子ちゃんもとっても似合ってたよ!」

曜「いいなー、堕天使ごっこ」

鞠莉「やっぱりヨハネはFallen Angelのときが一番輝いているわね☆」

花丸「とっても活き活きしているずら」

ダイヤ「何ですの堕天使ごっこって……」

ダイヤ「ま、まぁイマイチ意味はわかりませんでしたが……仲の良さは伝わってきましたわ。高校生がやる事ではないと思いますが」

千歌「これからもたまには大天使チカエルになるのだ!」

ルビィ「うゆ……ルビィもリトルデーモン4号を復活させようかなぁ」

梨子「私も上級リトルデーモンリリーとして……」

93: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:04:45.63 ID:yfQAIG1g
千歌「それじゃあ、じゃんけんの結果的に次は曜ちゃんかな?」

曜「へっへっへー、梨子ちゃんお先!」

梨子「むぅ~」

……

曜「ヨーソロー!」

善子「はぁ……。曜お姉ちゃん」

曜「おおっ! 何も言わずともお姉ちゃんと呼んでくれるとは!」

善子「さすがにもう慣れたもの」

曜「さすが善子ちゃんは賢いでありますなー!」ナデナデ

善子「わーっ、やめなさい! 髪が崩れる!」

94: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:05:59.70 ID:yfQAIG1g
曜「さすがは曜ちゃんの妹であります!」

善子「そっ、そんな事よりも!」

曜「?」

善子「……なんでこの寒空の下、ヨハネ達はわざわざ海に来てんのよ!」

🌊ザザーッ🌊

ヒュウウ🍃

曜「私たちって言えば海じゃない?」

善子「季節を考えなさいよ!」

曜「まぁまぁ。冬の海って結構良くない?」

善子「寒いわよ……。海風が身にしみるわ……」

95: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:07:19.40 ID:yfQAIG1g
曜「えー、すっごくいい雰囲気なのに」

善子「見ているだけで切なくなってくるわ……」

曜「なんか一句浮かびそうだよね」

曜「冬の海 ああ冬の海 冬の海」

曜「どうかな?」

善子「才能ナシ」

曜「そっかー」

善子「ていうか海に来てなにするの? このままボーっと眺めるだけ?」

曜「泳ぐ」

96: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:08:01.35 ID:yfQAIG1g
善子「……は?」

曜「海に来たら泳ぐでしょ?」

善子「大丈夫? ラリってない?」

曜「ひどいなー! ほら、たまには寒中水泳もいいよ! 多分!」

善子「じゃあ曜お姉ちゃん一人でやってなさい。ヨハネが見ていてあげるから」

曜「えーっ!」

善子「当たり前でしょ。ヨハネのようなか弱い堕天使がそんな極寒の地獄に突入したら、あっという間に氷付けになって死んでしまうわ」

曜「大丈夫だよー! ほら、冬場でもダイビングとかサーフィンしてる人っているでしょ?」

善子「あの人たちは装備が整っているもの。今のヨハネは初期アバターの無課金装備みたいなものよ!」

97: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:08:37.56 ID:yfQAIG1g
曜「うーん。仕方ないなぁ……」

善子「わかってくれたのね」

曜「じゃあ曜ちゃん一人で泳ぐよ」

善子「は? 本気?」

曜「曜ちゃんはやると言ったらやるのであります!」

善子「そ、そう……。頑張ってね」

曜「今のうちに遺書を書いておこう」

善子「そんな決死の覚悟をしてまで冬の海で泳ぎたいの?」

曜「楽しみで震えてきたよ。これが武者震いなんだね」

善子「寒さで震えているだけだと思うわよ……」

98: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:09:07.93 ID:yfQAIG1g
曜「これで最後かもしれないから言っておくね……。善子ちゃん、今までありがとう。大好きだよ」

善子「さっさと行きなさいよ」

曜「そうだ。もし曜ちゃんが死んだら死体は内浦の海に還してくれであります……」

善子「まだ?」

曜「あ、あと私が死んだら私の部屋は爆破しておいて。特にPCは念入りに」

善子「わかったから行きなさいよ……」

曜「……もう決断も覚悟も済ませた」ヌギヌギッッ

善子「ちょっ!? 何してんのよ!」

曜「下に水着を着てきたのでありますよ!」バーン

善子「わざわざ水着まで用意していたの!?」

99: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:09:43.21 ID:yfQAIG1g
曜「さぁ善子ちゃん、曜ちゃんの勇姿を目に……」

🍃ヒューウ🍃

曜「……」

善子「……」

曜「さっ、さささ、さささ寒すぎるるるる」ガクガクブルブル

善子「当たり前でしょうが!」

曜「ししししぬ、死ぬ」ガクガクブルブル

善子「もう諦めなさいよ。仮に入ったとしても出た後が地獄よ?」

曜「そそそそうする」ガクガクブルブル

100: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:10:42.76 ID:yfQAIG1g
善子「それにしても、周りに人がいなくてよかったわね」

善子「もう結構遅い時間なんだから気をつけないとダメよ。曜お姉ちゃんが変質者なんだから」

曜「は、はははっ」ガクガクブルブル

善子「頭も回らなくなってきたみたいね……」

曜「もう無理だよー! 寒すぎる!」ウワーン

善子「当たり前じゃあないのこの馬鹿! さっさと服着なさい!」

曜「そんなのどうだっていいから暖め合おうよー! 冬のせいにしてさー!」ハグッ

善子「8割くらいは曜お姉ちゃんの馬鹿のせいよ! ヨハネ的にもオールNG!」

曜「はぁぁ~善子ちゃん暖かい……」ギュウ

善子「んもう、風邪ひく前に早く服着なさいよ」

101: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:11:08.32 ID:yfQAIG1g
曜「善子ちゃん着替えさせて……。水着の上からでいいから……」

善子「どっちがお姉ちゃんなのよ、これ」キセキセ

曜「服を着ても寒い……」

善子「そりゃああんな格好していればね」

曜「さすがの曜ちゃんでも無理でありました」

善子「全くぅ……」

善子「……どっか近くのお風呂屋さんにでも入っていく?」

曜「入る! 入りたい!」

102: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:13:50.72 ID:yfQAIG1g
~近所のお風呂屋サン~

曜「お風呂だー!」

善子「冬に入るお風呂は格別よねぇ……」チャポン

曜「生き返る~」チャポン

善子「……」ジーッ

曜「どうしたの?」

善子「曜お姉ちゃん……」

善子「また大きくなった?」

曜「な、なってないよー」アセ

103: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:14:48.17 ID:yfQAIG1g
善子「見るたびに大きくなっているような……」

曜「そんな事ないって!」

曜「……」ジーッ

曜「善子ちゃんは全く変わらないね」ニコッ

善子「なっ! 何がよー!」ペシッ

曜「いてて……。大丈夫、そのままの君でいて欲しい」キリッ

善子「何が大丈夫なのよ!」ペシペシ

104: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:15:38.23 ID:yfQAIG1g
……

曜「善子ちゃん背中洗ってあげる」

善子「い、いいわよ別にっ!」

曜「えー。折角一緒に入ってるのに」

善子「子どもじゃあないんだから、一人で洗えるわよ」

曜「曜ちゃんに身体を洗ってもらうの、そんなにイヤでありますか……?」ウルウル

善子「ちょっ、べ、別に嫌なわけでは……」

曜「じゃあ洗うね♪」ケロッ

善子「くっ……! もう、好きにすれば!?」

105: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:17:03.30 ID:yfQAIG1g
曜「好きにしていいの?」

善子「やっぱりダメ。背中だけね」

曜「ちぇー」

善子「なんでそこで残念がるのよ」

曜「じゃあ洗うね?」

善子「ええ。さっさと終わらせましょう」

曜「……」

曜「えいっ」モミッ

善子「きゃあっ!」

106: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:17:19.72 ID:yfQAIG1g
曜「おお、善子ちゃんも意外と大き……くはないけど形はいいじゃん!」モミモミ

善子「嫌味!?」

曜「違うよ! それに大きければいいというものでもないのでありますよー!」モミモミッ

善子「も、もういいでしょぉ!?」

曜「もう少しだけー」モミモミモミモミ

善子「あっ、ちょ、ちょっと力強すぎぃ……」

曜「あっ、ごめんごめん」

善子「こ、この筋肉バカめぇ……」

曜「濡れちゃった?」

善子「馬鹿!」バチーン

107: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:17:54.98 ID:yfQAIG1g
……

曜「じゃあ流すねー」ザパー

善子「ありがとう、お姉ちゃん」

曜「おお、この感じ……姉妹っぽい!」

善子「今更かぁ」

曜「次は善子ちゃんが洗う番ね」

善子「洗ってもらった手前断りづらいわね……。ま、まぁいいわよ」

曜「やったぁ♪」

善子「じゃあ洗うわよ?」

曜「ヨーシコー!」

108: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:18:57.01 ID:yfQAIG1g
善子(スゴッ……。後ろからでもわかる、この大きさ……!)ゴクリ

善子(なんか正面から見るよりもエロいわね……)

曜「善子ちゃーん?」

善子「……」

善子「さっきの仕返しよ!」フニッ

曜「わっ!」

善子「こ、これが巨乳の揉み心地……!」モミモミ

曜「やめてー!」

善子「くっ……、悲しくなってくるから普通に洗うわ」ゴシゴシ

曜「えっ、もっとやっても良かったのに」

109: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:20:02.57 ID:yfQAIG1g
善子「やめてとか言ってなかった?」ゴシゴシ

曜「いやよいやよも何とやらってのだよ」

善子「そう……。まぁやらないんだけど」ゴシゴシ

善子「こんなものかしら」

善子「頭いきますよ」ザバー

曜「ありがとー、善子ちゃん!」

曜「いやー、海には入れなかったけど、こうして二人でお風呂に入るのも楽しいね」

善子「海よりよっぽどね」

110: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:20:40.30 ID:yfQAIG1g
 ……

曜「あー良い湯だった」

善子「ホント、お風呂は命の洗濯とは言ったものよね」

曜「思えばこうして気持ちよくお風呂に入れるのも海で泳ごうとしたからで」

曜「やっぱり私たちと言えば海なんだよね!」

善子「曜お姉ちゃんの奇行のおかげね」

曜「あー、でもホントに、善子ちゃんと遊ぶのは飽きないよ」

善子「というか……、なんか、全然姉妹っぽくなかったんだけど、これでよかったの?」

曜「んー、いいんじゃあないかな」

111: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:21:09.87 ID:yfQAIG1g
善子「姉妹ごっこはどうなったのよ……」

曜「おぉっ! 善子ちゃんは曜ちゃんと姉妹ごっこをしたかったでありますかー?」

善子「違うわよ! なんかそういう流れだったのに、曜だけいつも通りだったし」

曜「それがいいんだよ」

善子「えっ?」

曜「いつも通りでも、私たちは十分姉妹っぽいと思うんだよね」ニコッ

曜「善子ちゃんはどう思ってるか、わからないけどね」

善子「……まぁ、曜がお姉ちゃんだったらって考えた事、無いわけじゃあないけど……」

曜「でしょ? 私の中で善子ちゃんはとっくに妹になってるしね」

善子「はいはい」

112: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:23:33.50 ID:yfQAIG1g
善子「全く、ヨハネが曜の妹? ただでさえ曜といると忙しいのに……姉妹になったらどうなっちゃうのよ」

曜「それは勿論楽しい毎日の始まりだよ」

善子「ホント、そうなりそうね。家でも一緒だと退屈な時間なんてなくなりそうだわ」

曜「あれ、意外と素直だ」

善子「……ま、曜といると楽しいって言うのは否定しないわよ」

曜「善子ちゃーん……」ウルウル

曜「曜ちゃんもでありますよー! ヨーシコー!」ガバッ

善子「ええい、やめなさい! 風呂上りに暑苦しい!」ジタバタ

113: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:24:20.55 ID:yfQAIG1g
……

~モニタールーム~

ダイヤ「流石にお風呂を盗撮するのはまずいのでは?」

鞠莉「そこはDon’t touchでお願い☆」

曜「いやー、結局いつも通りになっちゃった」

千歌「えっ、曜ちゃんいつもあんななの?」

果南「ちょっと引いた」

梨子「私はいいと思う!」

鞠莉「そうねぇ。とっても仲が良いっていうのは伝わったわ」

114: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:25:45.10 ID:yfQAIG1g
ルビィ「そういえば、善子ちゃんが一番遠慮無いのは、もしかしたら曜ちゃんかもしれない……」

ダイヤ「長年一緒にいる友達のようにも仲の良い姉妹のようにも見える、不思議な感覚ですね。それにしても、本当に仲がよろしいのですね、お二人は」

ダイヤ「出会ってまだ1年ほどしか経っていないはずなのに、何故あれほど仲がよろしいのでしょうか」

千歌「曜ちゃんはタラシだからね」

曜「千歌ちゃん!?」

花丸「ところで、曜ちゃんっていつも善子ちゃんにあんなことしているのかな?」

ルビィ「お風呂でお胸を触りあうなんて……」

梨子「詳しく話を聞く必要がありそうね」ニコッ

曜「お、お手柔らかにー」アセアセ

115: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:26:33.08 ID:yfQAIG1g
千歌「次でついに姉王決定戦も最後なのだー!」

梨子「最後は私ね……! 待っていたわ、この瞬間をね!」

曜「楽しみでありますなぁ」

千歌「日頃から姉妹っぽい二人だもんねー」

ダイヤ「巷では『親子』とか『飼い主』と揶揄されている梨子さんのお手並み、拝見させていただきましょうか」

梨子「ふふふっ! 見せてあげるわ。真の姉妹を……!」

116: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:26:49.01 ID:yfQAIG1g
 ……

梨子「善子」

善子「ん?」クルッ

梨子「ごきげんよう」

善子「ごき……げん……よう……?」

梨子「タイが曲がっていてよ」クイッ

善子「は?」

善子「り、リリー……? 何そのキャラ……」

梨子「あら。リリーではなくて、お姉さま、でしょう?」

117: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:29:13.34 ID:yfQAIG1g
善子「お、お姉さまぁ!?」

梨子「ええ、そうよ。私と姉妹の契りを結んだのを忘れてしまったの?」

善子「何よその設定……」

梨子「設定ではないわ」

善子「はぁ……」

善子「これもあの遊びの一貫ってわけね。わかったわよ。お姉さまって呼べばいいんでしょ」

梨子「言葉遣いが乱れていてよ、善子」

梨子「いつから善子はそんなはしたない事を言うようになったのかしら」

善子「はしたない言われても、ヨハネはいつも通りよ!」

118: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:29:29.45 ID:yfQAIG1g
善子「ていうかリリーのそのキャラこそなんなのよ!」

梨子「善子」

善子「な、何よ」

ドン

梨子「その可愛い口に憎まれ口は似合わないわよ」

クイッ

梨子「だから……塞いでしまおうかしら」

善子「えっ? ええっ!?」ドキドキ

梨子「ふふっ」

善子「あわわわわわ」ドキドキドキドキ

善子(ま、まさかリリーってば本気なの!? このままだと、き、キスされちゃう~!?)

119: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:30:16.15 ID:yfQAIG1g
梨子「ふふっ、なんてね」スッ

梨子「本気にしちゃったかしら」クスッ

善子「そ、そそそそっ! そんなわけないでしょぉ!?」ドキドキ

梨子「ふふ。わかりやすいわね」

善子「むぅ~」プクー

梨子「善子は可愛いわね」ナデナデ

善子「子供扱いしないで!」

梨子「あら。私にとって善子はいつまで経っても可愛い妹よ?」

善子「むっ。リリー……じゃなくて、お姉さまってば自分がちょっと大人っぽいからって……」

梨子「そんなつもりはないのだけれど。善子は大人っぽい方が好みかしら?」

善子「な、何の好みよ……」

120: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:31:05.62 ID:yfQAIG1g
梨子「ふふっ。言わなければわからない?」

善子「わからないわよ」

梨子「全く。本当に子供ね、善子は」

善子「だから子供扱いは……」

梨子「知っている? 上級生の中には貴女を狙う者も少なくは無いのよ」

善子「よ、ヨハネを狙う者ですって? まさか、天界の刺客による堕天使狩り……!?」

梨子「ええ。私が貴女の姉の座を射止めてからも、まだ諦め切れないという人もいるの」

善子「何て執念深さかしら。ヨハネも油断してはいられないわね」

121: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:31:59.75 ID:yfQAIG1g
梨子「当たり前よね。善子はこんなに可愛い子だもの。簡単には諦められないわ」

善子「神にすら嫉妬される美しき堕天使ヨハネ……ああ、なんと罪深いの!」

梨子「けれど安心なさい。貴女は私の妹で、私は貴女の姉。この立場は誰にも譲るつもりは無いわ」

善子「そうね。私は堕天使ヨハネ。その様な児戯に興ずるよりも、孤独に悪魔を憐れむ歌でも歌っている方がお似合いだわ」

梨子「善子!」

善子「ひゃい!」ビクッ

梨子「だから善子……貴女も私だけを見ていなさい」クイッ

善子「え、は、ハイッ!」ドキドキ

122: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:32:19.64 ID:yfQAIG1g
梨子「ふふっ。急にしおらしくなっちゃって。少しは妹としての自覚が出てきたという事かしら」

善子「お、お姉さま……」ドキドキ

梨子「貴女は少し流されやすいところがあるから、私がこうして手綱を握っておかないと心配になってしまうわ」

善子「そんな……私はお姉さまだけの物です!」

梨子「あら。では他の者の甘言には乗らないと?」

善子「し、心配されずとも、善子のお姉さまはリリーお姉さまだけです!///」

梨子「良い心がけね。ならばその言葉を証明してもらおうかしら」

善子「証明?」

梨子「証が欲しいのよ。私のものだけだという」

123: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:33:03.70 ID:yfQAIG1g
善子「ど、どうすれば……」

梨子「貴女の身体を頂戴」クイッ

善子「お、お姉さま……」

梨子「善子……」

善子「お姉さま!」

梨子「善子!」

ピピーッ

124: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:34:12.99 ID:yfQAIG1g
よしりこ「!?」

ダイヤ「梨子さん、レギュレーション違反により失格ですわ!」

梨子「何で!? これも立派な姉でしょ!?」クワッ

曜「いや、普通に反則だよ」

果南「ちょっとズルイかなん?」

花丸「ま、マルはいいと思います!」ドキドキ

鞠莉「これが噂に聞くスーゥ制度ね!」

善子「ちょぉ!? 皆見てたの!?」

花丸「うん。モニタールームがあってね」

125: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:34:56.23 ID:yfQAIG1g
善子「な、なんて事を……!」

梨子「ね、私のお姉さまキャラも良かったよね!? よっちゃん!」

善子「よくないわよぉ! いや、途中からちょっといいかもと思って乗っちゃったけど全然よくないわよぉ!」

千歌「そもそもダイヤちゃんとキャラ被りしているのだ」

ダイヤ「私はあんなのではありませんわよ!」

ルビィ「そうだよ! お姉ちゃんはあんなにスマートに攻められないもん!」

ダイヤ「ルビィ?」

梨子「うーん、完璧だと思ったんだけどなぁ」

善子「も、もしかして今までのも全部……?」

ルビィ「うゆ。姉妹をやっている間はね」

126: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:35:28.37 ID:yfQAIG1g
果南「善子の思いはみんなに伝わったよ!」

鞠莉「ヨハネがみんなの事をあんな風に思っていたなんて……マリー感激☆」

善子「終わった……ラグナロクよ……」

善子「うわーん! 恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!」

花丸「そ、そんな事ないずら! おら感動したずら!」

曜「うんうん。善子ちゃんって本当に善い子だよねー」ナデナデ

千歌「善い子のよっちゃんなのだ!」ナデナデ

善子「うがー! やめなさい! ヨハネは堕天使なの! 全然いい子じゃあないんだから!」

鞠莉「照れた顔もCuteね☆」ナデナデ

127: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:36:14.54 ID:yfQAIG1g
……

千歌「これで全員終わったかなー?」

善子「もうお嫁にいけない……」エグエグ

鞠莉「マリーが貰うからNo problemよん☆」

ダイヤ「私がまだですわ!」

果南「はいはい、もうそれは良いから」

ルビィ「お姉ちゃんしつこいビィ……」

ダイヤ「ルビィにまで!?」ガーン

千歌「結局姉王は誰なの?」

128: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:37:04.75 ID:yfQAIG1g
曜「審査員のダイヤさん、どうですか?」

ダイヤ「もう誰でもいいですわ。さいころでも振って決めたらどうでしょう」

千歌「なんてテキトーな」

鞠莉「ついに拗ねちゃったわ」

果南「審査員とは一体なんだったのかなん」

梨子「じゃ、じゃあ善子ちゃんに決めてもらおうよ!」

花丸「確かに、本人に聞くのが一番いいずら」

129: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:37:48.35 ID:yfQAIG1g
善子「皆姉王でいいんじゃあないの?」

曜「こっちも適当だった!」

花丸「えー」

ルビィ「しょんにゃぁ」

千歌「つまんなーい!」

善子「なによぉ!」

善子「順番なんてつけるから争いが起きるのよ! ナンバーワンよりオンリーワン! みんな違ってみんな良いって名ゼリフを知らないの!?
そうよ、手を繋いでみんなが一等賞でいいじゃない! ゆとり上等! 頭空っぽの方が夢を詰め込めるのよ! 愛を取り戻してこのイカれた時代へようこそよ!」

千歌「後半何を言っているのか全然わからないけど、言いたい事は伝わった!」

果南「うーん。善子がそう言うのなら、それでいいんじゃあないかな」

130: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:38:12.80 ID:yfQAIG1g
鞠莉「そうねぇ、マリーたちのPrettyな妹の言う事だもの☆」

梨子「姉としては聞いてあげなくちゃ♪」

曜「じゃあ善子ちゃんはみんなの妹っていうことで!」

ルビィ「わーい!」

花丸「オラも善子ちゃんのお姉ちゃんって認められたの?」

善子「ちょ、ちょっと何言ってるのよ!」

千歌「だって姉王になるって事は、姉になる資格を得られるんだよ?」

曜「うん。それで今回は善子ちゃんが妹役だったから、今回の姉王は善子ちゃんのお姉ちゃんになるの」

果南「つまり、この場合はみんなが善子の姉になるってことだね」

善子「何その後出し! 聞いてないわよ!」

千歌「言ってないからね」

善子「真っ先に言いなさいよ! 一番重要な事でしょー!」

131: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:38:47.05 ID:yfQAIG1g
ダイヤ「わ、私もっ……」

果南「いやダイヤは不参加だったしダメでしょ」

鞠莉「うんうん」

ダイヤ「なっ、ずるいですわ!」

梨子「よっちゃん、お姉ちゃんとおてて繋ぎましょうね~」

花丸「あーっ! ずるいずら! おらとも繋ぐずら」

ルビィ「ルビィもルビィも!」

曜「曜ちゃんも!」

善子「わー!」ジタバタ

ダイヤ「むきー! 私も混ぜてくださいまし!」

鞠莉「ダイヤはNoデース! 善子は私たちの妹なんだからー!」

果南「そうだよ! 善子は私たちで可愛がるんだから!」

千歌「チカの妹なのだー!」

ダイヤ「私も混ぜなさーい!」

善子「わーっ、ちょっと! 落ち着きなさいよあなた達ー!」モミクチャ

132: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:39:02.85 ID:yfQAIG1g
ドタバタ ドタバタ

善子「トホホー! もう妹はコリゴリよ~!」

チャンチャン♪

133: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 00:43:39.86 ID:yfQAIG1g
一旦休憩してもうちょっとしたら続き書きます
147: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:14:06.77 ID:yfQAIG1g
ダイヤ「やだやだやだ! 私もヨハネちゃんのお姉ちゃんになりたいですわ~!」ウエーン

ダイヤ「やりたいやりたいやりたーい!」ジタバタ

ダイヤ「やりたいですわ~!」

果南「善子のお姉ちゃんをやりたすぎてダイヤが幼児退行を起こしてる……」

鞠莉「もー、ワガママねぇ~」

ルビィ「善子ちゃんお願い! お姉ちゃんの妹になってあげて!」

善子「あんたは実の妹としてそれでいいの……」

ルビィ「こんなお姉ちゃんを見てる方が辛いよ……」

善子「そ、それもそうよね」

善子「はぁ、仕方ないわねぇ」

148: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:14:51.99 ID:yfQAIG1g
善子「ダイヤお姉ちゃん!」

ダイヤ「!」

ダイヤ「よ、善子さん!」

善子「よ、ヨハネ、ダイヤお姉ちゃんと遊びたいな~?」

ダイヤ「い、いいのですか?」

善子「い、良いわよ。お姉ちゃんになってくれるんでしょう?」

ダイヤ「善子さん……」

ダイヤ「わかりましたわ……。善子さん、この黒澤ダイヤ、全身全霊を以ってあなたを可愛がる事をお約束します」

善子「いや、そんなに気合を入れられても困るのだけど」

149: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:15:32.91 ID:yfQAIG1g
ダイヤ「よぉ~~~~~~~~~~~~~~~~しッ! よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしこ」ナデナデナデナデ

善子「いやぁ……!?」

ダイヤ「ヨハネちゃんはきゃわィィイイですわねェェェェェェ♪」スリスリスリスリ

善子「こ、これがダイヤちゃんなの!? いつもと全然違うじゃない!」

ルビィ「人の域に留めておいたおねいちゃぁが本来の姿を取り戻しているんだビィ……」

ルビィ「姉を超えた神に近い存在へと変わっていく。天と地と万物を紡ぎ相補性の巨大なうねりの中で自らエネルギーの凝縮体に変身させているんだよ」

ルビィ「純粋に妹を愛でる。ただそれだけの為に……」

「デスワァァァァァァァァァァァァァァン」アオーン

鞠莉「Oh……Shit……」

150: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:16:21.77 ID:yfQAIG1g
ルビィ「姉の理を超えた、新たな概念の誕生……」

果南「代償として、善子の生命力は滅びる……」

善子「ちょっとー! 見ていないで助けなさいよー!」

ダイヤ「さ、今日は一緒にお風呂に入って流しっこですわ♪」

ダイヤ「上がった後は髪の毛ふきふきしてあげますわー♪」

果南「ていうかあれ、ルビィが自立しちゃったから、行き場の無い庇護欲を善子にぶつけているだけじゃあないの?」

ルビィ「やれやれだビィ」

ダイヤ「さ、行きますわよヨハネちゃん」ガシッ

ダイヤ「今日は一日お姉ちゃんが甘えさせてあげますわ♪」

善子「誰か助けてー!」

151: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:16:34.77 ID:yfQAIG1g
~翌日~

善子「うげぇ……」ゲッソリ

ルビィ「よ、善子ちゃぁ……」

花丸「大丈夫ずらー?」

善子「あ、あの変態シスコン元生徒会長め~!」ワナワナ

善子「もう怒ったわ! こうなったらヨハネも本気を出しちゃうんだから!」

ルビィ「お、お手柔らかにね?」

善子「ダイヤちゃんが来たときが勝負よ! 見せてあげるわ。純粋な妹力のみが成立させる、真実の姉妹百合の世界を!」

花丸「何がなんだか」

152: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:17:21.65 ID:yfQAIG1g
コンコン

ガチャ「ドア」

ダイヤ「こんにちは」

善子「あっ、お姉ちゃ~ん!」タッタッタッ

ダイヤ「よ、善子さん!?」

善子「もう、お姉ちゃんってば遅いわよ」ダキッ

ダイヤ「えっ? あっ、ご、ごめんなさい?」

善子「ヨハネね、お姉ちゃんが来るのをずっと待っていたのよ? でもいいの。お姉ちゃんが来るのが楽しみで、お姉ちゃんを待つ時間さえ愛おしかったんだから」

ダイヤ「へ? ええっ!?」

153: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:17:42.40 ID:yfQAIG1g
ダイヤ「これは一体何事ですの!? 夢? 夢なのですか!?」

善子「お姉ちゃん!」ツネッ

ダイヤ「い、痛いでふわ」ヒリヒリ

善子「ね、夢じゃあないでしょ?」

ダイヤ「つ、つまりは……」

善子「お姉ちゃんはヨハネのお姉ちゃんでしょ?」

ダイヤ「やはりっ! ま、まさかこれは、日ごろ良い子にしていた私に対する、神がくれたサプライズプレゼントなのでしょうか!?」

善子「ふふっ、変なお姉ちゃんね」

ダイヤ「ヨハネちゃん」ナデナデ

善子「えへへ」

ダイヤ「はうっ!」

善子「ね、お姉ちゃん、一緒にお買い物いこ~?」

ダイヤ「行きましょう! ヨハネちゃんの欲しいものならなんでも買ってあげますわ!」

155: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:18:29.46 ID:yfQAIG1g
花丸「行っちゃったね」

ルビィ「何事もなければいいけど……」

……

善子「お姉ちゃん! 次はあのお店に入りましょ!」グイグイ

ダイヤ「ウフフ。慌てなくてもお店は逃げませんわよ」

善子「だってヨハネ、お姉ちゃんとデートが出来てとっても嬉しいんだもん!」

ダイヤ「で、デートっ!? も、もう、ヨハネったら///」

156: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:19:11.02 ID:yfQAIG1g
善子「ね、お姉ちゃん、この服着てみて!」

ダイヤ「ちょ、ちょっと派手ではありません?」

善子「そんな事無いわよ、お姉ちゃんには絶対似合うわ」

ダイヤ「ヨハネちゃんがそこまで言うのなら……少々お待ちください」

ダイヤ「ど、どうです?」

善子「お姉ちゃん、とっても可愛い!」

ダイヤ「本当ですか!?」パァァ

善子「本当よ! お姉ちゃんってとっても美人だから、こういうの似合うと思っていたのよ!」

ダイヤ「もう、そういう事をさらっと言わないでください///」ニヘラ

善子「ね、次はこっちも着てみて!」

ダイヤ「わかりましたわ!」

157: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:19:41.14 ID:yfQAIG1g
ダイヤ「ヨハネちゃんも何か着ませんの?」

善子「ん~、じゃあお姉ちゃんが選んで!」

ダイヤ「わ、私が!? ……ヨハネちゃんに似合うのを選べますか不安ですわ……」

善子「お姉ちゃんが選んでくれたのなら何でも嬉しいわよ?」

ダイヤ「こ、これなんてどうでしょうか……?」

善子「あっ、可愛い!」

ダイヤ「ヨハネちゃんはこういうのが好きそうに見えましたので」

善子「流石お姉ちゃん、ヨハネの事なら何でも知ってるのね」

善子「試着してくるね!」

158: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:20:47.43 ID:yfQAIG1g
善子「どう?」

ダイヤ「とっても可愛いですわー!」

善子「えへへ。よかった」

善子「やっぱりお姉ちゃんってば、ヨハネの事が大好きなのね♪」

ダイヤ「へっ!?///」

善子「だって、こんなにヨハネにぴったりな服を選んでくれたもん!」

ダイヤ「そ、それはヨハネちゃんの姉として当たり前ですわ!」

善子「折角お姉ちゃんに選んでもらったし、この服買っちゃおうかな♪」

ダイヤ「あ、なら私が買ってあげますわ」

善子「え、い、いいわよそれは! 結構高いし、ヨハネが自分で買うから!」アセアセ

159: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:21:35.15 ID:yfQAIG1g
ダイヤ「あら、ヨハネちゃんがそんな事を言うなんて」

ダイヤ「ですがここは姉としての顔を立ててはくれませんか?」

善子「えっ、でも……」

ダイヤ「私は黒澤家長女黒澤ダイヤですわ! これくらいなんてことはありません……」

善子「そ、そこまで言うのなら……」

善子「ごめんねダイヤちゃん……お金は絶対後で返すから」ボソッ

ダイヤ「? 何か言いました?」

善子「ううん、なんでもないの! ありがとう、お姉ちゃん!」ダキッ

ダイヤ「おほー」

160: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:22:45.41 ID:yfQAIG1g
……

善子「あ! お姉ちゃん、あれやりましょう!」

ダイヤ「あれは……プリクラ、ですわね」

善子「今日の記念に、いいでしょ?」

ダイヤ「ええ、勿論ですわ!」

善子「ダイヤ ヨハネ ラブラブ姉妹、……っと」

ダイヤ「ら、ラブラブ……///」

善子「えへへ、大切にするね」

ダイヤ「私もですわ」

161: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:24:09.38 ID:yfQAIG1g
善子「お姉ちゃん、今日はヨハネのワガママで振り回しちゃってごめんね……」

ダイヤ「そ、そんな事ありませんわ!」

ダイヤ「ヨハネちゃんのお陰で、とっても楽しくて、素敵な一日でした……」

ダイヤ「私はこの日のことを、一生忘れません」

善子「うん。ヨハネも今日の事、絶対忘れないわ」

善子「お姉ちゃん、東京に行っても、またこうして遊べるわよね……?」

ダイヤ「当たり前ですわ!」

善子「そう……だよね……。うん……、ぐすん……うっ、ううう」

ダイヤ「よ、ヨハネちゃん!?」

善子「ご、ごめんね……お姉ちゃんのこと、笑顔で送り出そうって決めていたのに……」

善子「お姉ちゃんが遠くに行っちゃうと思うと……」

善子「うっ、ううっ! ご、ごめんね! ごめんねお姉ちゃん! こんな妹で……ひっぐ」

162: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:24:37.19 ID:yfQAIG1g
ダイヤ「いいんですのよ、ヨハネ……。その気持ちがとっても嬉しいですわ」ギュッ

ダイヤ「それに私は鞠莉さんや果南さんと違って外国へ行くわけではありません! いつでも帰ってこようと思えば帰ってこれますわ!」

ダイヤ「大学が長期休みに入れば必ずこちらに帰ってきます。その時はまたこうして一緒に遊びましょう? 今度はルビィも交えて、3人でお出かけもいいですわね」

善子「で、でもっ、うぐっ……えぐっ……ひっく……くっ……クックックッ!」

善子「フ、フフッ! アハ、アハハハハハハ!」

ダイヤ「よ、ヨハネちゃん!?」

善子「まんまとヨハネの悪魔的策略に引っかかったわね!」

ダイヤ「策略……?」

163: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:25:54.25 ID:yfQAIG1g
善子「今日のヨハネの行動は全て演技よ!」

善子「このヨハネの姉などとその気になってるダイヤちゃんの姿はお笑いだったわ」

善子「やれブロリー!」

ブロリー「うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお」

デデーン

オワリ

164: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2019/02/22(金) 22:26:41.93 ID:yfQAIG1g
間が空いてしまいましたが、これで終わりです!
口調とかガバガバで申し訳ない。
171: 名無しで叶える物語(アメリカ合衆国) 2019/02/25(月) 00:48:37.80 ID:7hLSjt8f
|c||^.- ^|| 時間をかけても構いません、ですからもう一度立ち上がるのですわ!



元スレ
タイトル:善子「姉王決定戦?」
URL:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1550755652/
掲載サイト:5ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介です

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