・今回デュエルするのは八幡と由比ヶ浜
・デュエルまでの流れは雑
・カードの効果などまちがってたら脳内補完お願いします
・こいつらそんなカード買う金あるのかよ、というツッコミはなしで
・遅筆&書き溜め無し
ということで投下まで、
玉縄「waitしていてくれよ、遊?馬??!」
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ということで投下まで、
玉縄「waitしていてくれよ、遊?馬??!」
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自宅にかかって来た電話は、生活指導の平塚からのものだった。
八幡「うちの学校、テストさえ点数取れてれば出席あんま関係ないでしょう」
平塚「確かにそうだが、しかし……」
俺は何も言わずに次の言葉を待つ。しかし煙草を吹かすような吐息が聞こえてくるだけで、いつまでたっても
平塚は口を開こうとはしない。
八幡「……用事がないなら切りますよ」
平塚「いや、待て。とりあえず今から学校に来なさい」
どうやら交渉を諦めたようだ。
八幡「まぁ別にいいですけど」
平塚「ず、随分と素直じゃないか」
八幡「はぁ、別に行きたくないわけではないですし」
実際、俺は引きこもっているわけではない。学校がつまらないから行かないだけだ、一人で外に出もするし、
体も鍛えるし、文句を言われない程度に学力もつけている。
平塚「それじゃあ来たらまず職員室に寄りなさい、いいかね?」
八幡「わかりました」
受話器を戻して顔を洗ってから、前回の定期テスト以来袖を通していなかった制服を着て、仏壇に手
を合わせる。
八幡「行ってくるよ」
当然、返事はない。もう慣れたけどな。
家を出る直前、飼い猫のカマクラがどこからともなくやってきて体を摺り寄せる。俺が出かけるときは
いつもそうだ。
八幡「大丈夫だ。ちゃんと帰ってくるよ」
そう言って頭を撫でてやると、カマクラは『みゃぁ』と声を漏らした。一瞬だけ頬が緩んだのを感じてから、
俺は扉を開いた。
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八幡「は、え…何だって?」
結衣「ふふ、寝ぼけてらっしゃるんですか? もう朝ですよ?」
八幡「…」
辺りを見渡す。
広々とした空間に、大理石らしきもので作られたテーブルや、いかにも高級そうな革張り(?)のソファー…。
由比ヶ浜の向こうには、部屋の掃除をしている執事さん(?)…。
さらには、壁にはよく分からん絵画まで掛けられている。
結衣「御主人様、奥様に怒られてしまいますよ?」
…そしてコイツ。
同級生の由比ヶ浜が、何故かメイドの格好をして、俺を起こそうとしている。
黒を基調としたドレスに、白いカチューシャらしきものを頭につけて…いわゆる、ゴスロリメイドというやつなのだろうか。
だいたい、俺はいつも通り自分の部屋で一人で寝た。
こんな所に移動した覚えはないし、まして由比ヶ浜がいた覚えもない。
八幡「…よく分からんが、分かった」スクッ
色々と疑問は尽きないが、由比ヶ浜が困った顔をしていたので、とりあえず促された通りに動く。
由比ヶ浜の後について部屋を出ると、廊下もまた凄かった。
なんかシャンデリアとかあるんだけど…。
コンコン
由比ヶ浜「奥様、若様を連れてまいりました」
由比ヶ浜が凄い扉をノックして…っていや、おいおい。
若様って何だよ、若様って。
?「はーい。どうぞー」
扉の向こうから、気さくな声で返答が返ってくる。
毎日聞いている、聞き覚えのある声だった。
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陽乃「比企谷くん、ボーっとしてどうしたの? …あ、いつものことか~」
八幡「…ホント、雪ノ下さんは口が減りませんね」
八幡(…つっても、この人がいるおかげで左手だけはあったかいけど)
陽乃「言い方が刺々しいな~」
八幡「雪ノ下さんの言い方が強かったんで」
陽乃「とか何とか言いつつも、握ってる手は離さないでいてくれるよね」
八幡「…俺も寒くなっちゃうんで」
陽乃「おやおや。私を待ってる間、それと移動時間に使うために、私があげた手袋持ってるんじゃないの?」
八幡「…」
陽乃「突然黙っちゃって~。あ、そんなに私のこと好きなの?」
八幡(いつもこの人はこうやって俺を弄ろうとする。だから…)
八幡「好きですよ」
陽乃「…え?」
八幡「俺、雪ノ下さんのことが好きですよ」
陽乃「…」
八幡(俺もこうやって反撃する。付き合い始めてからの特権である)
八幡「どうしたんですか? さっきは俺に『突然黙っちゃって~』って言ってたじゃないですか」
陽乃「…馬鹿」プイッ
八幡「くくくっ…雪ノ下さんも変わりましたねえ」
陽乃「…ううん、君が私を見つけてくれたんだよ」
八幡「…そっすか」
陽乃「まあ、元々私はこんなんだけどね~」ニカッ
八幡「そうやって二刀流で来るあたり、前よりも厄介ですよ」
八幡(…雪ノ下さんがこんな感じになったのも、あの夏の事件がきっかけだ)
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八幡「なにがだ?急にどうなのかしらと言われてもわからん」
雪乃「全く…由比ヶ浜さんのことよ、わかっているでしょ?」
八幡「今日来るの遅いな」
雪乃「さっきメールがあって、今日は来ないみたいね」
八幡「ふーん、そうか」
雪乃「気にしてない振りがへたくそね」
八幡「…」
雪乃「振られたんだから、仕方ないでしょう?」
八幡「異議あり、まず告白してないから振られてません」
雪乃「そんなことはどうでもいいのよ、ウザタニ君」
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沙希(………あ、里芋安い。今日は得意の………)
沙希(里芋の煮っ転がし………?)
沙希(………いや、今日はやめとこう。この前の比企谷の目が忘れられない)
沙希(あの………なんというか、生暖かい目)
沙希(バカにするような奴じゃないと解っていても、何か嫌だ)
沙希(………こう、比企谷が喜ぶような可愛い女の子らしい料理を………)
沙希(………可愛い女の子らしい料理って何だ?)
めぐり×八幡の俺ガイルSSです。
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雪乃「それってどういう意味かしら…まさかあまりにモテないから結婚願望が高い平塚先生をそそのかしてヒモ生活でも企んでいるの?」
結衣「ヒッキーキモーイ!サイテー!」
八幡「バ、バカ!そういう意味じゃねえよ!ただこの学校の先生が平塚先生でよかったとふっと思っただけだ」パクパク
雪乃「本当かしら?」
八幡「ああ、よく考えたら俺みたいな生徒にも気をかけてくれるいい先生だからな」パク
結衣「…たしかにそうかもヒッキーが他の先生に話しかけているの見たことないし」
八幡「暴力的なのと強引なのが玉にきずだけどな」パク
結衣「そうかな?」
八幡「おまえは殴れたり勝手に決められたことないからそう思うんだよ」パク
雪乃「ところで比企谷くんさっきから何を食べているのかしら?」
八幡「小町が作ってくれたお菓子だ。放課後食べてくれと朝渡してくれたんだくぅ~さすが俺の小町マジ天使だな」ニヘラ
結衣「ヒッキーシスコンキモーイ!」
雪乃「シス谷くん本気で気持ち悪いわ…死んでくれないかしら…」
八幡「う、うるさい!千葉の兄弟はこれがデフォなんだよ!」
結衣「ヒッキー…」
雪乃「これは一生治らないわね」
結衣「ねえヒッキーそれ一つちょうだい」
八幡「ヤダ」
結衣「即答!いいじゃん別の一つくらい」
八幡(このままじゃ場に流されて食われる…そうはさせん)ムシャムシャバクバク
結衣「ああー!ちょっとヒッキー」
も「もうないぞ」
結衣「ヒッキーのケチ!シスコン!」
雪乃「…由比ヶ浜さんお菓子くらい私が今度作ってきてあげるから落ち着いて」
結衣「ワーイ!ゆきのん大好き♪」
雪乃「ちょ///由比ヶ浜さん離れて暑苦しいわ」
八幡(相変わらずゆるゆりしてんな…)
雪乃「ところでさっきの話だけど平塚先生の事をどう思っているのかしら?」
結衣「そうだよ普段そんなこと言わないのに急にどうして」
八幡「いや…ふっと昔のマンガに出たクズ教師を思い出して、そいつらのあまりのひどさと比べたら平塚先生はいい先生だなと実感できて」
結衣「それってなんてマンガ?」
八幡「遊戯王」
結衣「遊戯王って、もしかしてあの遊戯王?」
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八幡×いろはの俺ガイルSSです。
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